御朱印は、結論から言うと「参拝を済ませてから、社務所や授与所で御朱印帳を開いて渡す」のが基本です。スタンプラリーのように集めるものではなく、参拝した証としていただきます。
作法を知らないと不安になりますが、覚えることは多くありません。順番と、お願いするときの一言だけ押さえておけば大丈夫です。
この記事で分かることは、次の3つです。
- 御朱印をいただく手順(参拝との順番、お願いの仕方)
- 御朱印帳の選び方と、神社・お寺で分けるかどうか
- 初穂料の目安、書き置き、断られたときの考え方
一般的な作法をもとにまとめています。対応は神社によって異なるため、現地の案内が優先です(2026年9月時点)。
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目次
御朱印とは?スタンプとの違い
御朱印とは、神社やお寺に参拝した証としていただく、印章と墨書きのことです。神社名や御祭神の名前、参拝した日付などが書かれます。
もとは写経を納めた際の受け取りの証だったとされ、「参拝してこそ意味があるもの」と説明されます。観光施設のスタンプとは成り立ちが違い、集めること自体が目的ではありません。
とはいえ、いただいた御朱印を見返して「あのときこの神社に行ったな」と思い出せるのは、御朱印の良さのひとつです。記録として楽しむこと自体は否定されるものではありません。
御朱印をいただく手順
流れは次のとおりです。
- 先に参拝を済ませる…拝殿でお参りしてから向かいます
- 社務所・授与所へ行く…「御朱印」の表示がある窓口を探します
- 御朱印帳を開いて渡す…書いてほしいページを開き、カバーやゴムバンドは外して渡します
- 「御朱印をお願いします」と伝える
- 静かに待つ…書いている最中は話しかけません
- 初穂料を納め、両手で受け取り、お礼を伝える
混雑する神社では、先に御朱印帳を預けて番号札を受け取り、参拝している間に書いてもらう方式のところもあります。その場合は案内に従ってください。
参拝より先にお願いしてもいい?
原則は参拝が先です。ただし上記のように、神社側が「先に預けてください」と案内している場合は、それに従うのが正しい対応になります。作法より現場の運用が優先です。
御朱印帳の選び方
御朱印は、必ず御朱印帳にいただきます。ノートやメモ帳、手帳に書いてもらうのはマナー違反とされ、断られることもあります。
御朱印帳は神社・お寺の授与所のほか、文具店や書店でも購入できます。選ぶときの目安は次のとおりです。
| 綴じ方 | 蛇腹式が主流。見開きで飾れる。糸綴じ式は本のように扱える |
| 大きさ | 大判(約18×12cm)は迫力が出る。小判(約16×11cm)は持ち歩きやすい |
| 紙質 | 厚手のほうが墨が裏写りしにくい |
| 最初の1冊 | 思い入れのある神社で授かると、始まりが記念になる |
神社とお寺で御朱印帳を分ける?
分けなくてもよいとされますが、分けている人も多いです。一部のお寺や神社では、他方の御朱印が入っている帳面への記帳を断る場合があるためです。
はじめての1冊は共用にして、断られる経験があったら分ける、という進め方で十分です。分ける場合は、表紙に「神社用」「寺院用」と書いておくと窓口で迷いません。
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初穂料と、書き置きの扱い
初穂料(はつほりょう)は300〜500円程度が目安とされ、神社によっては「お気持ちで」と言われることもあります。その場合も同程度を納めるのが一般的です。
- おつりが出ないように用意する…小銭を用意しておくと窓口がスムーズです
- 「書き置き」もある…あらかじめ和紙に書かれたものを渡される形式です。御朱印帳に糊やテープで貼って保管します
- 直書きを強く求めない…書き手が不在の日や、混雑時は書き置きのみになることがあります
断られることもある
御朱印は、必ずいただけるものではありません。次のような場合は受け付けていないことがあります。
- 神職・書き手が常駐していない神社
- 祭事や神事の当日
- 社務所の受付時間外
そのときは、お参りできたこと自体を目的にして帰ると気持ちよく過ごせます。御朱印は参拝のおまけであって、参拝の目的ではありません。
御朱印でやってはいけないこと
- 参拝せずにいただく…順番が逆になります。まずお参りを。
- ノート・メモ帳に書いてもらう…御朱印帳を用意してから伺います。
- 書いている最中に話しかける・撮影する…集中を妨げます。撮影は可否を確認してから。
- 転売する…御朱印は信仰の証であって、売買するものではありません。
- デザインで神社を評価する…限定御朱印や華やかな御朱印を目当てにしすぎると、参拝そのものが目的から外れていきます。
あわせて読みたい
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まとめ
御朱印は「参拝した証」です。先にお参りを済ませ、御朱印帳を開いて渡し、静かに待つ。この順番さえ守れば、はじめてでも困りません。
初穂料は300〜500円程度、御朱印帳は最初の1冊を思い入れのある神社で授かると記念になります。神社とお寺の使い分けは、必要になってから考えれば十分です。
ほかの神社まわりの記事は神社・参拝の作法ガイドからたどれます。
御朱印は、あなたがその日そこへ足を運んだという記録です。集める数より、一つひとつのお参りの時間を大切にしていってくださいね。






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