おみくじの順番|大吉から凶までと、結ぶか持ち帰るか

おみくじの順番 大吉から凶までと、結ぶか持ち帰るか アイキャッチ

おみくじの順番は、神社本庁が示す例では「大吉 → 吉 → 中吉 → 小吉 → 末吉 → 凶」です。「吉」が2番目に来るのがポイントで、中吉より上に置かれています。ただしこの順番に全国共通の決まりはなく、神社によって異なります。

そして神社本庁は、吉凶そのものより書かれている内容を生活の指針にすることが大切だとしています。順位に一喜一憂しなくて大丈夫です。

この記事で分かることは、次の3つです。

  • おみくじの順番(神社本庁の例と、神社ごとに違う理由)
  • 結ぶか持ち帰るか、凶が出たときの考え方
  • 引く回数・時期・引いたあとの読み方

順番と扱いは神社本庁「おみくじ」の記載を基本にしています(2026年9月時点)。神社によって種類も順番も異なるため、現地の案内が優先です。

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おみくじの順番|神社本庁が示す例

境内の結び所に結ばれたたくさんのおみくじ

おみくじの順番とは、大吉から凶までの吉凶の並びのことです。神社本庁は例として次の6段階を挙げています。

1 大吉
2 吉
3 中吉
4 小吉
5 末吉
6 凶

意外に思われるのが「吉」の位置です。「大吉>中吉>小吉>吉」と思っている人が多いのですが、この例では吉が中吉より上に置かれています。

なぜ神社によって違うのか

おみくじの吉凶には全国統一の決まりがありません。神社ごとに種類も段階数も違い、「半吉」「平(たいら)」「末小吉」など、この6段階に入らないものを使う神社もあります。伏見稲荷大社のように17種類ある例も知られています。

そのため、順番を気にするなら引いた神社の案内を見るのがいちばん確実です。多くの神社では、おみくじの授与所に順番の掲示があります。

共通しているのは、大吉がいちばん良く、凶(大凶)がいちばん重いという点だけです。

「凶」が出たらどうする?

夕暮れの木の枝に結ばれたおみくじ

凶が出ても、悪いことが起きると決まったわけではありません。おみくじは吉凶を告げるものというより、これからの過ごし方の助言として読むものだとされています。

凶が出たときの受け止め方として、次のように言われることがあります。

  • 「これ以上は下がらない」という区切り…ここから上がっていく、と受け取る考え方
  • 注意点を先に教えてもらえた…書かれている「待人」「失物」「健康」などの項目を読み、気をつける材料にする
  • 利き手と逆の手で結ぶ…難しいことをやり遂げると凶が転じるという言い伝えがあります。これは俗説ですが、気持ちの切り替えにはなります

大切なのは、凶が出た紙に何が書かれていたかです。順位だけ見て捨ててしまうと、いちばん役に立つ部分を読み逃します。

結ぶ?持ち帰る?おみくじの扱い方

神社本庁は「境内の結び所に結んで帰る習わしもありますが、持ち帰っても差し支えありません」としています。どちらでも構いません。

結ぶ 神様とご縁を結ぶ、という意味で。必ず結び所に結ぶ(木の枝を傷めるため、指定場所以外には結ばない)
持ち帰る 財布や手帳に入れて、ときどき読み返す。助言として使うならこちらが向く
処分 古札納所へ納めるか、次の参拝時に結び所へ。感謝を伝えてから処分しても差し支えないとされる

「凶は結んで帰る、吉は持ち帰る」という決まりはありません。そう説明されることもありますが、神社本庁の記載にそうした区別はありません。好きなほうで大丈夫です。

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おみくじを引く回数と時期

石灯籠が並ぶ神社の石段と参道

回数や時期にも決まりはありません。目安として、次のように考えると迷いません。

  • 1回の参拝につき1回…気に入らないから引き直す、というのは本来の趣旨から外れます。同じ日に何度も引くと、どれを指針にすればよいか分からなくなります
  • 引くのは参拝のあと…先にお参りを済ませてから授与所へ向かいます。順序は御朱印と同じ考え方です
  • 時期は問わない…初詣に限らず、いつ引いても構いません。迷いごとがあるときに引く人もいます
  • 有効期間もない…次に引くまで、あるいは書かれた内容の状況が変わるまでが目安とされます

初穂料は100〜300円程度が一般的です。おみくじが機械式や自動頒布のところもあります。

おみくじの読み方|順位より本文

おみくじには吉凶のほかに、いくつもの項目が書かれています。

  • 和歌・漢詩…全体の方針を示す部分。まずここを読みます
  • 待人(まちびと)…待っている人・機会が来るかどうか
  • 失物(うせもの)…なくしたものが出てくるか
  • 商売・学問・健康・縁談…分野別の助言
  • 旅立・争事・転居…行動を起こすときの目安

神社本庁は、引いたおみくじを「充分に読み返し、自分自身の行動に照らし合わせてみたい」としています。大吉でも「油断するな」と書かれていることがあり、凶でも「いま動けば道が開く」と書かれていることがあります。

順位はきっかけにすぎません。本文をひととおり読んで、ひとつでも心当たりがあれば、それが今日の持ち帰りです。

おみくじで気をつけたいこと

  • 結果を運命だと思い込まない…おみくじは助言であって、決定ではありません。凶だからと予定を取りやめる必要はありません。
  • 指定場所以外に結ばない…木の枝に結ぶと樹木を傷めます。結び所を探してください。
  • 順番は神社ごとに違う…この記事の6段階は神社本庁が示す一例です。現地の掲示が優先です。
  • 引き直しをくり返さない…納得いく結果が出るまで引くのは、おみくじの趣旨から外れます。

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まとめ

神社本庁が示すおみくじの順番は「大吉→吉→中吉→小吉→末吉→凶」。吉は2番目です。ただし全国共通の決まりはなく、神社ごとに違います。

結ぶか持ち帰るかも自由で、凶が出ても悪いことが決まったわけではありません。順位より、書かれている本文のほうがずっと役に立ちます。

ほかの神社まわりの記事は神社・参拝の作法ガイドからたどれます。

おみくじは、神様からの短い手紙のようなものです。順位だけ見て終わりにせず、最後まで読んでから折りたたんでくださいね。

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