日本の誕生石は、2021年12月に63年ぶりに改訂され、10石が追加されて全29石になりました。1月のガーネットから12月のタンザナイトまで、月ごとの石をこのページに一覧でまとめています。
誕生石は「その月に生まれた人のお守り」として親しまれてきたもので、意味や言い伝えは国や時代によって少しずつ違います。効果を保証するものではなく、身につける人が気持ちを寄せるためのしるしとして楽しむものです。
このページで分かることは、次の3つです。
- 12か月の誕生石一覧(2021年改訂版・全29石)
- 2021年に追加された10石と、その理由
- 選び方・贈り方と、お手入れに注意が要る石
石の一覧は全国宝石卸商協同組合が2021年12月に発表した改訂版に基づきます。硬度や取り扱いは一般的な目安で、実際の製品は加工や処理によって扱いが変わるため、購入店の案内が優先です(2026年9月時点)。
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目次
誕生石の一覧(12か月・全29石)
★印が2021年に追加された10石です。月をタップすると、その月の石の意味・色・お手入れをくわしく読めます。
| 月 | 誕生石 |
| 1月 | ガーネット |
| 2月 | アメシスト(アメジスト)/クリソベリル・キャッツアイ★ |
| 3月 | アクアマリン/サンゴ/ブラッドストーン★/アイオライト★ |
| 4月 | ダイヤモンド/モルガナイト★ |
| 5月 | エメラルド/ヒスイ(翡翠) |
| 6月 | 真珠/ムーンストーン/アレキサンドライト★ |
| 7月 | ルビー/スフェーン★ |
| 8月 | ペリドット/サードニクス/スピネル★ |
| 9月 | サファイア/クンツァイト★ |
| 10月 | オパール/トルマリン |
| 11月 | トパーズ/シトリン |
| 12月 | トルコ石/ラピスラズリ/ジルコン★/タンザナイト★ |
石の数は月によって違います。1月は1石だけ、3月と12月は4石あり、選択肢の広さがかなり違うのが実際のところです。
2021年の改訂で加わった10石
2021年12月20日、全国宝石卸商協同組合が日本ジュエリー協会などの賛同を得て、63年ぶりに誕生石を改訂しました。それまでの1958年制定の内容に10石が追加され、全29石になっています。
追加されたのは次の10石です。
| 2月 | クリソベリル・キャッツアイ |
| 3月 | ブラッドストーン/アイオライト |
| 4月 | モルガナイト |
| 6月 | アレキサンドライト |
| 7月 | スフェーン |
| 8月 | スピネル |
| 9月 | クンツァイト |
| 12月 | ジルコン/タンザナイト |
追加の理由はさまざまです。アレキサンドライト・スピネル・タンザナイト・ジルコンはアメリカで既に採用されていたものを追認したもの、ブラッドストーンは歴史的な背景を考慮したもの。
なかでも面白いのがクリソベリル・キャッツアイで、日本で2月22日が「猫の日」とされていることにちなんで2月に加えられたと説明されています。
古い一覧を載せたままのサイトや商品もまだあります。「自分の誕生石が増えていた」というのは珍しい話ではないので、一度確認してみてください。
誕生石の意味は、ひとつに決まっていない
誕生石にはそれぞれ「実り」「誠実」「純潔」といった意味が語られますが、これは国や時代、紹介する店によって少しずつ違います。公式に定められた意味があるわけではありません。
由来にはいくつかの説があり、旧約聖書に出てくる胸当ての12の宝石や、古代の星座と宝石を結びつける考え方がもとになったと説明されることが多いです。
このサイトでは、意味は「昔からこう言い伝えられている」という伝承として紹介しています。石が願いを叶えるという書き方はしません。身につけることで気持ちが引き締まる、贈ってくれた人を思い出す——その働きのほうが、実際には大きいと思います。
お手入れに注意が要る石がある
誕生石は石によって扱いやすさがまったく違います。「宝石だから丈夫」と思って同じように扱うと、傷めてしまうことがあります。特に気をつけたいものを挙げます。
| 真珠(6月) | 汗・化粧品・酸に弱い。使うたびに柔らかい布で拭く |
| オパール(10月) | 水分を含む石。乾燥や急な温度変化でひびが入ることがある |
| エメラルド(5月) | 内包物が多く衝撃に弱い。超音波洗浄機は避ける |
| トルコ石(12月) | 多孔質で、汗や化粧品を吸って変色することがある |
| サンゴ(3月) | 有機質。酸に弱く、つやが失われやすい |
| アメシスト・クンツァイト | 日光に長く当てると色が薄くなることがある |
逆にダイヤモンドは硬度10で「傷がつきにくい」石ですが、割れないわけではありません。特定の方向からの衝撃には弱く、ぶつけると欠けることがあります。硬さと丈夫さは別、と覚えておくと扱いを間違えません。
月ごとの詳しい扱いは、各月の記事にまとめています。
選び方と贈り方
誕生石は自分用にも贈りものにも選ばれます。ただ「誕生石だから」だけで決めると、好みや使い勝手と合わないことがあります。
石の色が好みに合うか、普段づかいできるか、その人の生活で傷めない石か。この3つを見ておくと失敗しにくくなります。
誕生石・誕生日石・星座石はどう違う?
似た言葉がいくつかあって混乱しやすいところです。
- 誕生石…月ごとに決まっている石。このページで扱っているもの
- 誕生日石…365日それぞれに石を割り当てたもの。制定した団体が異なる
- 星座石…12星座に対応させたもの
くわしい違いと、どれを選べばいいかは次の記事にまとめました。
石を新しくする日を、暦に合わせる
誕生石を買う日や、身につけはじめる日を暦の節目に合わせる人もいます。まいた種がふくらむとされる一粒万倍日、弁財天とご縁の深い巳の日あたりが選ばれやすい日です。年間の日付は開運日・歳時記カレンダーで確認できます。
神社で授かるお守りと、石をお守りとして持つことの違いが気になる人は、お守りの正しい扱い方もあわせてどうぞ。
石とのつきあい方で気をつけたいこと
- 効果を保証するものではない…石の意味は言い伝えです。「これを持てば運気が変わる」という書き方はこのサイトではしません。
- 体調や病気のことに使わない…石で不調が治るという説明は根拠がありません。気になる症状は医療機関へ。
- 高額な勧誘に注意…不安をあおって高価な石を勧めてくるところには関わらないでください。誕生石は手の届く価格帯のものもたくさんあります。
- 処理石・合成石は珍しくない…加熱や含浸などの処理は一般的に行われています。悪いことではないので、購入時に説明を確認すれば十分です。
まとめ
日本の誕生石は2021年12月に63年ぶりに改訂され、10石が追加されて全29石になりました。1月のガーネットから12月のタンザナイトまで、月によって石の数も性質も違います。
自分の月の石が増えているかもしれないので、上の一覧から確認してみてください。石ごとの意味・色・お手入れは、各月の記事にくわしくまとめています。
石を「お守り」として持つ考え方は、おまじないガイドで紹介しているおまじないとも重なります。気持ちの切り替えに使う方法はパワーストーンのオススメの活用法もどうぞ。
誕生石は、生まれた月とつながる小さなしるしです。意味に縛られず、見ていて気持ちが上がるものを選んでくださいね。





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